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シネマCOMOGOMO

映画愛 アンリ・ラングロワに捧ぐ

ニューヨーク公共図書館

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フレデリック・ワイズマンを見るのはこれでまだ2作目だが、
もうすっかり虜になってしまった!!
普通なら蔵書の整理している地味なイメージだが、さにあらず。
人々が集えば、それはもう俄然面白くなる。
編集のリズムがまたいい。
行間ともいえる街の情景。
普通の映画なら登場人物しか写さず、背景としか扱われない(それもあざとく作られた人々)。
ところが、ワイズマンの映画は、見事なセンテンスとして描かれている。
カメラを意識させずによくこれほど撮れるものだと感心させられる。
著名人であっても、それが誰なのか一切紹介しないし、
彼らに対し肩入れしているわけではない。
しかし、編集は的確だ。
でなければ黒人差別を教科書が行っているなんて、
ラスト近くに持ってこないだろう。

嗚呼もっともっとワイズマンの映画を見なければ…。

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あなたの名前を呼べたなら

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近頃のインド映画は本当にいい作品が多い。
これもその一つ。
インドの旧態依然を批判しながら、女性の自立していく姿を後押ししている。
まだ男性のコネでしか道が開けないのが、弱いところだが…
それでも少しずつ前へ進んでいこうとしているこの国の人々の感情が滲み出ている。
次にくるアミール・カーンの作品がまた楽しみである

トイ・ストーリー4

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最初にピクサーのオリジナル短編が流れなかったのは、少し寂しいが…本編はむろん面白い!
個性的なキャラといい、
ストーリーといい、ほんとによくできてるよなぁ…。

大大満足!

ピータールー マンチェスターの悲劇

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敵国との戦争で命からがら生き残った若者が、
故郷へ戻り、集会に参加してあっけなく自国の兵士の殺される…。
矛盾と皮肉とが入り混じった、大作ながら監督らしい作品である。
演説シーンがやたらとあるので、
そこもおしゃべり好きな監督らしいが、少々退屈した。
ネオリアリズム的な、ケン・ローチのようなアプローチの方がやはり肌に合う。
とはいえ現代イギリスへの戒めに、この作品に取り組んだ監督の意気込みは胸をついた。

アマンダと僕

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突然起きた悲劇。
しかし、その出来事より、ことさら日常を描ききることで人間の機微を浮かび上がらせた。
傑作!
デュラスがこの作品を見たら絶賛したことだろう。
見逃さなくて良かった。